【「あみのだいおう」標準施用量例】
● 500 〜 1,000 倍に薄めて使用する。
●葉面散布は 5 〜 7 日おきに 3 回以上継続して散布する。( 70 〜 100L/ 反)
●潅水の場合は 700 倍で使用する。
●農薬との併用可能(強アルカリ性農薬以外)。
散布適期 |
内容 |
育苗時 |
苗づくりの段階で徹底して使用する。 |
定植時 |
定植・移植前後に 2 〜 3 回連続散布。 |
成り疲れ予防 |
着花前後
着果肥大期
収穫直後 |
困ったとき |
調子の悪い株に
冷害や異常気象(日照不足や温度不足)のとき
土に肥料を施用できないとき
施肥が遅れて早く肥効を出したいとき
病害虫に対する抵抗性を増すため
生育促進、着色促進のため
霜害、凍害防止 |
※散布時の注意
散布濃度を確認する。特に育苗時や弱っているときは薄くして、回数を多くする。
散布時間は午前中が好ましい。理想適温は 15 〜 22 ℃。
葉が乾燥気味のときは吸収が悪いので降雨後に散布する。
葉面散布で根が活性化する結果、肥切れを起こすことがある。ミネラル類、微生物の存在が不可欠である。
☆試験結果
☆ 北海道長沼町 営試験場 ミニトマト
●生育期間中 5 回葉面散布したところ、開花・着色が早くなり、 5 日早く収穫できた。
●収量も約 1 割増え、糖度も徐々に上がってきて、最終的には 2 度以上あがった。
☆ 北海道 空知北部農業改良普及所 米
●育苗期に 4 回葉面散布した。
●苗の生育及び登熟に差が出た。特に根の張りや移植後の活着を良くし、飢え傷みがなく本田での初期生育も良かった。尚、収穫適期は 3 日ほど早くなった。また、品質についても全量 1 等米となった。
●アミノ酸により初期生育に大きな効果があったものと考えられ、特に天候不順なときに差が 現れると思われる。
☆ 北海道 空知北部農業改良普及所 メロン
●葉面散布により着果率、 1 果当り重量があがり、収穫期も 5 日早まった。糖度は 1 度あがった。
●初期成育は節間が短く、葉も厚く小ぶりの生育であった。苗の活
着も良かった。 |
☆ご利用農家様のお声
【畑作農家 (北海道 芽室町) 】
・ 小麦に使用したところ、すぐに効果があらわれ良い小麦を多量に収穫できた。
【果樹農家 (福島県 福島市) 】
・ 果樹の生育調整に利用している。
・花が咲いたときに散布すると、蜂が寄ってきて受粉がうまくいく。
【稲作農家 (山形県 鶴岡市)】
・イネの生育が早まるので毎年使用している。
・台風の塩害も避けることができた。
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